組織の役割と設計

2014年10月08日 10:13

 意思や方針を決める際、組織の中での役割は大きく分けて3段階あります。

① トップクラス (院長・施設長・事務長等)・・・戦略的な意思を決定(長期的な意思決定)

② ミドルクラス (課長等)・・・管理的な意思を決定(中期的な意思決定)

③ 現場レベル (主任・班長等)・・・業務的な意思を決定(具体的な業務等)

 組織を機能させるには、個人がもつノウハウをマニュアル化し、それを組織全体で共有化する必要があります。個人の知識が組織全体の知識へと変わり、それらが蓄積されなければ組織は成長する事ができません。それを実行するには人間関係を重視した施策が必要となります。それはモチベーションやリーダーシップといった人材の育成・管理をいかに重視するかにかかってきます。

 トップクラスの方が苦労されているその多くは、「ミドルクラス」の育成ではないでしょうか。ある福祉施設では、ハローワークへの求人手続きを施設長自らが行っておりました。「いかに効率的に人を動かす事ができるか。」それがトップクラスに求められる力であり、組織として機能させる第一歩と言えるのではないでしょうか。

© 2014 All rights reserved.| は無断で加工・転送する事を禁じます。

無料でホームページを作成しようWebnode